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公共工事の塗装仕様と民間工事の違い
何が決められているのか

公共工事では、何をどう塗るかが文書で決まっています。民間の住宅工事にはその縛りがありません。だから業者によって中身がここまで違う、ということでもあります。

公共工事で決まっていること

国や自治体が発注する建築工事では、国土交通省が定める公共建築工事標準仕様書が適用されます。塗装工事についても、独立した章として仕様が定められています。

※ 仕様書の内容は改定されます。実際の適用は各発注機関の指定によります。ここでは考え方の枠組みを整理しています。

民間住宅工事との違い

公共工事民間住宅工事
仕様の根拠標準仕様書・特記仕様書業者の見積書
塗付け量㎡あたりの数値が指定される記載がないことが多い
工程間隔時間が指定される現場判断
施工計画書提出義務がある作らないことが多い
検査段階ごとに実施完了時の目視のみが多い
記録写真管理の基準がある任意

民間工事に仕様書がないこと自体は、悪いことではありません。建物ごとに条件が違うため、現場で判断する余地が必要です。

問題は、判断の根拠が施主に見えないことです。何をどう塗るか決めるのが業者だけで、その内容が文書に残らない。

住宅の見積りに持ち込める考え方

公共工事で当たり前にやっていること

これらは住宅工事でもできることです。やっていない業者が多いだけで、技術的な障壁はありません。

施工計画書という文書

公共工事では、着工前に施工計画書を提出します。工程、使用材料、安全管理、品質管理の方法を記した文書です。

住宅工事でここまで求めるのは現実的ではありませんが、「何を使って、どの順で、どう確認するか」を口頭でも説明できない業者は、計画を立てていない可能性があります。

写真管理

公共工事では、完成後に見えなくなる部分を写真で記録します。下地処理の状態、下塗りの完了、配筋、隠蔽部。後から確認できないものは、撮っておくしかないという考え方です。

住宅の外壁塗装でも、高圧洗浄後の状態、下地補修の前後、下塗り完了時の写真があれば、施主の方が工程を確認できます。

当社の考え方

代表は1級建築施工管理技士補・1級土木施工管理技士補です。公共工事で求められる水準の考え方を、住宅工事にも持ち込んでいます。見積書に材料と数量を記載するのは、その延長です。

よくある質問

住宅でも施工計画書を作ってもらえますか?

ご希望があれば、工程と使用材料をまとめた書面をお出しします。公共工事の様式そのままではなく、住宅向けに簡略化した形になります。

工程写真はもらえますか?

お出しします。高圧洗浄後、下地補修、下塗り完了など、完成後に見えなくなる箇所を中心に記録します。

公共工事の仕様のほうが厳しいですか?

工程や検査の手順は厳格です。ただし住宅は建物ごとの条件差が大きいため、一律の仕様がそのまま最適とは限りません。考え方を取り入れる、という形が現実的です。

写真1枚から、状態を確認します。

工事をするか決めていない段階でも構いません。見るべき箇所を整理してお伝えします。現地調査・お見積りは無料です。

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