影響が出る範囲
一般に、両隣・向かい3軒・裏3軒が挨拶の範囲とされます。ただし実際の影響は、足場の位置と風向きで変わります。
- 足場が接する側の家
- 風下になる方向の家
- 資材車両の通り道にあたる家
- 共用の私道を使う場合、その私道に面する全戸
何が起きるか
| 工程 | 近隣への影響 |
|---|---|
| 足場の組立・解体 | 金属音。半日〜1日 |
| 高圧洗浄 | 機械音、水の飛散。汚れた水が飛ぶ |
| 下地補修 | 電動工具の音、粉じん |
| 塗装 | 臭い、塗料の飛散 |
| 全期間 | 職人の出入り、車両の駐車 |
事前の挨拶
着工の3〜7日前に伺うのが一般的です。
伝えること
- 工事の内容(外壁塗装、屋根塗装など)
- 工期(着工日と完了予定日)
- 音が出る日(足場、高圧洗浄)
- 作業時間帯
- 車両の駐車場所
- 連絡先(施工業者と、施主の方)
口頭だけでなく、書面を渡すと後で確認できます。不在の場合はポストに投函します。
業者だけが行くより、施主の方が一言添えるほうが効果があります。同行が難しければ、業者が伺った旨を後日伝えるだけでも違います。
起きやすいトラブル
洗濯物への飛散
高圧洗浄の水、塗料のミスト。風向きによっては隣家まで届きます。
対策は、洗浄と塗装の日を事前に伝えることです。その日は外干しを控えてもらう。これだけで防げます。
車への飛散
隣家の駐車場が近い場合、養生シートだけでは不十分なことがあります。移動をお願いするか、車体カバーを提供するという対応があります。
臭い
水性塗料でも臭いはあります。窓を閉めていただく時間帯を伝えておきます。
駐車と通行
資材車両を路上に停めると、通行の妨げになります。敷地内に停められない場合、近隣の駐車場を借りる判断も必要です。
隣地への足場のはみ出し
承諾なしに入ってはいけません
建物と敷地境界が近い場合、足場が隣地にかかることがあります。事前に承諾を得る必要があります。
断られた場合は、足場の組み方を変える、特殊な工法を使うなどの対応になり、費用が変わることがあります。見積り前に境界の状況を確認しておくのが確実です。
工事中の連絡体制
近隣から苦情が入ったとき、誰に連絡すればよいかが分からないと話が大きくなります。
- 現場の責任者名と連絡先を、挨拶時に伝えておく
- 施主の方の連絡先も、可能であれば伝える
- 苦情があった場合は、その日のうちに対応する
完了後の挨拶
工事が終わったら、もう一度伺うと印象が違います。「ご迷惑をおかけしました」の一言です。
近隣の方が、次に自分の家を塗るときの紹介につながることもあります。
当社の対応
着工前のご挨拶は当社が伺います。工期と作業内容を記した書面を作成し、配布までを担当します。施主の方に同行していただく必要はありませんが、ご希望があれば日程を合わせます。
よくある質問
挨拶は施主も行ったほうがいいですか?
業者だけでも問題ありませんが、施主の方が一言添えると受け取られ方が違います。難しければ業者だけで伺います。
挨拶の品物は必要ですか?
必須ではありません。当社ではタオルなどの粗品をお持ちしますが、ご希望があれば調整します。
隣家が工事に反対している場合は?
足場の設置に承諾が必要な場合は、話し合いが必要になります。当社から説明に伺うことも可能です。