Estimate

足場の架面積はどう計算するか
(外周+8m)×高さ の意味

足場代は外壁塗装の総額の2〜3割を占めます。ここが適正かどうかは、架面積を自分で概算すれば確認できます。

架面積の概算式

よく使われる式

架面積(㎡)=(建物の外周 + 8m)× 足場の高さ

+8m は、建物と足場の間隔(一般に0.5〜1m程度)を、四隅で回り込む分として見込んだものです。

たとえば外周が30m、足場の高さが7mの2階建てなら、

(30 + 8)× 7 = 266㎡

㎡単価600〜900円(税抜)なら、16〜24万円という計算になります。

※ +8m は概算のための係数で、法令や統一規格で定められた数値ではありません。業界で広く使われている目安です。実際には現場の条件(隣地との間隔、樹木、駐車場)で増減します。

外周の測り方

建物を上から見たときの、外壁のぐるり一周の長さです。総二階の長方形であれば、

外周 =(間口 + 奥行)× 2

間口8m、奥行7mなら、(8 + 7)× 2 = 30m。

凹凸がある建物では、その分だけ外周が増えます。L字型の建物は、同じ床面積でも外周が長くなります。

足場の高さ

建物足場の高さの目安
平屋4〜5m
2階建て7〜8m
3階建て10〜11m

軒の高さに、屋根作業のための余裕を加えた高さになります。屋根も塗る場合は、屋根の上で作業できる高さまで組みます。

現場条件による増減

これらは架面積では表せない手間です。見積書に別途計上されることもあれば、㎡単価に含まれることもあります。

飛散防止シート

足場にはメッシュシートを張ります。塗料の飛散、高圧洗浄の水の飛散を防ぐためです。

㎡単価に含まれている場合と、別項目の場合があります。含まれていない見積りと含まれている見積りを、単価だけで比べると誤ります。

自分で確認する手順

  1. 建物の間口と奥行をおおよそ測る(歩測でも可)
  2. 外周を計算する
  3. (外周+8)× 高さ で架面積を出す
  4. 見積書の架面積と比べる
  5. 金額 ÷ 架面積 で㎡単価を逆算する
  6. 相場(600〜900円/㎡・税抜)と比べる

足場代は削る項目ではありません

安全にかかわる部分です。ただし足場を組む回数は減らせます。外壁と屋根を同時に施工する、雨樋や破風の交換を同じタイミングで行う。足場がある間にできることをまとめるのが、最も効く節約です。

よくある質問

足場なしで塗ってもらえませんか?

2階建ての外壁塗装ではお受けしていません。安全面と、品質面の両方で適切ではありません。

足場代が無料という業者がありますが

どこかに含まれています。総額を面積で割って㎡単価を出せば、比較できます。

隣家の敷地に足場が入る場合は?

事前に隣家へご説明し、承諾をいただきます。当社が伺いますが、施主の方からも一言添えていただけると話が進みやすくなります。

写真でご相談いただけます

外壁の写真をLINEで送っていただければ、補修が必要かどうかをお返しします。正式なお見積りは現地調査のうえご提示します。

写真1枚から、状態を確認します。

工事をするか決めていない段階でも構いません。見るべき箇所を整理してお伝えします。現地調査・お見積りは無料です。

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