架面積の概算式
よく使われる式
架面積(㎡)=(建物の外周 + 8m)× 足場の高さ
+8m は、建物と足場の間隔(一般に0.5〜1m程度)を、四隅で回り込む分として見込んだものです。
たとえば外周が30m、足場の高さが7mの2階建てなら、
(30 + 8)× 7 = 266㎡
㎡単価600〜900円(税抜)なら、16〜24万円という計算になります。
外周の測り方
建物を上から見たときの、外壁のぐるり一周の長さです。総二階の長方形であれば、
外周 =(間口 + 奥行)× 2
間口8m、奥行7mなら、(8 + 7)× 2 = 30m。
凹凸がある建物では、その分だけ外周が増えます。L字型の建物は、同じ床面積でも外周が長くなります。
足場の高さ
| 建物 | 足場の高さの目安 |
|---|---|
| 平屋 | 4〜5m |
| 2階建て | 7〜8m |
| 3階建て | 10〜11m |
軒の高さに、屋根作業のための余裕を加えた高さになります。屋根も塗る場合は、屋根の上で作業できる高さまで組みます。
現場条件による増減
- 隣地との間隔が狭い。足場を組むスペースがなく、特殊な組み方が必要になる
- 道路に面している。歩行者の安全確保、場合によっては道路使用許可が必要
- 高低差がある敷地。地盤の高さが違うと、足場のベースを調整する必要がある
- 樹木や物置がある。移動や、避けての組立てに手間がかかる
- 搬入経路が狭い。資材をトラックから離れた場所から運ぶ
これらは架面積では表せない手間です。見積書に別途計上されることもあれば、㎡単価に含まれることもあります。
飛散防止シート
足場にはメッシュシートを張ります。塗料の飛散、高圧洗浄の水の飛散を防ぐためです。
㎡単価に含まれている場合と、別項目の場合があります。含まれていない見積りと含まれている見積りを、単価だけで比べると誤ります。
自分で確認する手順
- 建物の間口と奥行をおおよそ測る(歩測でも可)
- 外周を計算する
- (外周+8)× 高さ で架面積を出す
- 見積書の架面積と比べる
- 金額 ÷ 架面積 で㎡単価を逆算する
- 相場(600〜900円/㎡・税抜)と比べる
足場代は削る項目ではありません
安全にかかわる部分です。ただし足場を組む回数は減らせます。外壁と屋根を同時に施工する、雨樋や破風の交換を同じタイミングで行う。足場がある間にできることをまとめるのが、最も効く節約です。
よくある質問
足場なしで塗ってもらえませんか?
2階建ての外壁塗装ではお受けしていません。安全面と、品質面の両方で適切ではありません。
足場代が無料という業者がありますが
どこかに含まれています。総額を面積で割って㎡単価を出せば、比較できます。
隣家の敷地に足場が入る場合は?
事前に隣家へご説明し、承諾をいただきます。当社が伺いますが、施主の方からも一言添えていただけると話が進みやすくなります。
写真でご相談いただけます
外壁の写真をLINEで送っていただければ、補修が必要かどうかをお返しします。正式なお見積りは現地調査のうえご提示します。